




1991年に創刊された「AnimeLand」は、アニメ・マンガを専門とする月刊誌です。当時、フランスのメディアによって厳しく批判されていた日本のアニメとマンガを守るために創刊されました。
1993年に初めてフランス語に翻訳された最初のマンガ(「ドラゴンボール」、「らんま1/2」)、宮崎駿監督のフランスの幅広い観客からの支持、フランスで初めてビデオリリースされたOVA(「ロードス島戦記」)、そして、フランスのテレビでの日本アニメ放映復活(「カウボーイビバップ」、「エヴァンゲリオン」)。われわれは創刊から16年の間、こうした歴史を目にしてきました。
「AnimeLand」は、さまざまな記事やインタビューを通して、フランス人らにアニメ、マンガ文化の豊かさを伝えるべく日々努力しています。現在では、「AnimeLand」は、フランスのアニメ、マンガファンだけではなく、出版社やテレビ局などの業界関係者たちも参照する資料となっています。
雑誌の内容:

1999年に公開を始めた「AnimeLand」のウェブサイト(www.animeland.com)は、雑誌の情報を補う役割を果たしています。ニュースや、各作品のトレイラー、各種コンクールや雑誌未公開の記事を見ることができます。
掲示板ではコミュニティーが形成されており、雑誌の記事やニュースに関して議論が活発に行なわれています。
ウェブサイトは、現在、1日平均1500人程度のアクセスがあります。
2007年末には、ウェブサイトをリニューアルする予定です。

フランスアニメ市場の発展のため、「AnimeLand」はフランスの主なイベントに協賛プレスとして関わってきました。以下はその一例です。
1997年6月:アヌシー国際アニメーションフェスティバルに初めて協賛。現在も主要な協賛企業として位置づけられています。
1999年12月 :「となりのトトロ」劇場公開。
2000年6月 :「パーフェクトブルー」ビデオ発売。
2002年6月 「メトロポリス」劇場公開。
2003年6月 「Appleseed」劇場公開。
2004年3月 「もののけ姫」DVD発売。
2005年9月 「鋼の錬金術師」DVD発売。
2006年2月 「Monster」DVD発売。 
2006年6月 「Final FantasyⅦ Advent Children」DVD発売。
2007年1月 「Death Note」マンガ発売。
2007年4月 「風の谷のナウシカ」DVD発売。
2008年2月 「鉄コン筋クリート」DVD発売。

1991年:「AnimeLand」の誕生
創刊号は一部のアニメ情報通向けの同人誌でした。5年間で発行部数は数万部に伸びました。
雑誌は急速に発展していきました。ページ数は増え、数ページはカラー印刷となりました。
1996年:雑誌がキオスクに並ぶ
スタッフは商業出版のために、同人での出版活動を中止。月刊誌となり、フランス中のキオスクなどで販売されることとなりました。これ以後、「AnimeLand」は、同人誌時代のスタッフが設立したAnime Manga Presse社によって発行されています。
2006年:創刊15周年・第120号!
「AnimeLand」は創刊15周年を迎えました。これを機にロゴとレイアウトを一新、また、雑誌の内容を日本のアニメとマンガ中心に再び戻しました。

ここ数年でフランスにおける日本アニメ、マンガ市場は大きく発展しました。発行部数は著しく増え、数々の出版社が新たに参入しました。
こうした状況において「AnimeLand」は、フランスの消費者がフランスで販売されている多くの商品 -テレビ放送・映画・ビデオ・マンガ・音楽など、あらゆる媒体に関して- から選択する際に助けになる、いわばガイドブック的な存在となるように努力しています。たくさんの最新情報は、専門チームが編集をし、毎月誌面を飾っています。

「AnimeLand」の読者層は、次第に多様化しています。対象年齢は12歳から35歳という、幅広い層に向けた雑誌ですが、実際は15歳から25歳が大多数を占めています。読者の大半は男性ですが、女性の比率もかなりの割合を占めています。

「AnimeLand」は、フランスの出版社や日本の著作権保有者と密接に関係をとっているフランスで唯一の雑誌です。読者の年齢や好みに合わせたテーマを採用して編集される雑誌は年間18冊となり、あらゆる層に到達できるようにしています。
われわれの出版物は以下の通りです。
「AnimeLand」
フランスにおけるNo.1アニメ・マンガ専門誌。毎月、記事やニュース、インタビューを通じて、フランスと日本の現状を分析。
版型:A4(21 x 29,7cm)
価格:6.20ユーロ
発行部数:5万部
刊行頻度:月刊
販売地域:NMPP(フランスと、フランス語圏の国)
読者層:15-35歳
販売期間:1か月
ページ数:116-132ページ
「AnimeLand X-tra」
「AnimeLand」の「弟」的存在の季刊誌です。内容をフランスで発売されるタイトルのみに絞り、ポスターやポストカードが付録でついています。
版型:A4(21 x 29,7cm)
価格:4.90ユーロ
発行部数:35000部
刊行頻度:3か月に1回
販売地域:NMPP(フランスと、フランス語圏の国)
読者層:12-25歳
販売期間:3か月
ページ数:68ページ
「AnimeLand Hors-Série」増刊号
年に3-4回、特定のテーマに沿った増刊号を発行しています。テーマの例としては「女の子特集」、「2006年アニメ・マンガガイド」、「マンガとアニメの起源」などがあります。
版型:不定
価格:不定(4.90-9.50ユーロの間)
発行部数:35000部
刊行頻度:不定期。年3-4回。
販売地域:NMPP(フランスとフランス語圏の国)
読者層:15-35歳
販売期間:2か月
ページ数:不定(68-260ページの間)

作品リリース時のプロモーションのため、「AnimeLand」はしばしば出版社と提携して、付録をつけることがあります。付録の内容は、出版前のマンガの試し読みや、アニメの第1話だけを集めたDVD、コレクターカードやキャラクターグッズなどです。

編集長: オリヴィエ・ファレOlivier Fallaix
「ジャングル大帝レオ」や「リボンの騎士」といった手塚治の作品がテレビで放映されました。ただ、ほとんどの人はこれが日本アニメであることを知りませんでした。
東映アニメーション制作の「UFOロボ グレンタイザー」と「キャンディ・キャンディ」がテレビで放映され、大成功を収めました。他には「宇宙海賊キャプテン・ハーロック」「キャプテン・フューチャー」、「コブラ」なども放映されました。
民間放送チャンネルが増え、放映される日本アニメのタイトルが増加しました。特に成功したものとして、「聖闘士星矢」、「ドラゴンボール」、「キャプテン翼」、「めぞん一刻」などが挙げられます。
映画、マンガ 初めて、大人向けの日本アニメとして「Akira」が公開されました
マンガ 「ドラゴンボール」と「らんま1/2」がフランスで翻訳出版されました。 映画 「紅の豚」がアヌシー国際アニメーションフェスティバルでグランプリを受賞しました。フランスの映画関係者たちが宮崎駿と高幡勲の作品に出合ったきっかけとなる作品です。
ビデオ フランスで初めて日本アニメーション専門のビデオレーベルが誕生しました。
映画 「紅の豚」が映画館で公開されるものの、興行的な成功を得るまでには行きませんでした。
各主要テレビ局が日本アニメ放映を中止しました。
ビデオ 初めてアニメがDVDにて発売されました。
映画 「千と千尋の神隠し」が映画館で公開され、観客動員数は100万人と大成功を収めました。
フランスで地上デジタル放送(TNT)が開始。新しいチャンネルが登場し、「ラブひな」、「ワンピース」、「アレキサンダー戦記」などのアニメ作品が放映されました。
テレビで浦沢直樹の「Monster」が放映されました。このアニメのプロモーションは、アメリカの有名な作品シリーズのように大規模に行われました。 マンガ 出版社数と発行タイトル数ともに増加しました。平均して毎月100冊以上の新作マンガが出版されています。
マンガ 出版社数と発行タイトル数ともに増加しました。平均して毎月100冊以上の新作マンガが出版されています。

これまでに「AnimeLand」のインタビューにご回答いただいたクリエーターの方々です。